弁護士に依頼する場合の料金相場と選び方・安くする方法

士業関係依頼

かつて弁護士会は、「弁護士報酬会規」というものを設定しており、それに基づいて弁護士の報酬・費用が決定されていました。現在では会規は撤廃されており、各弁護士が自由に料金・価格を設定できるようになっています。

しかし、多くの弁護士が、報酬会規を基にして料金を設定しています。報酬会規が現在の弁護士費用相場の参考になるのです。

この記事では、弁護士に依頼する費用の相場について紹介していきます。また、弁護士の選び方のポイントや、費用を安くする方法についても紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。

弁護士に依頼する料金の相場

まずは、弁護士に依頼をする場合の費用・料金の相場についてご紹介していきます。

依頼する事案の種類によって大きく費用が変わってくるのが、弁護士料金の特徴です。今回は、一般的な民事事件を弁護士に依頼する場合の料金相場についてご紹介したいと思います。

一般民事事件の場合、事案に関する料金(訴額)が10万円以下の場合、着手金10万円、報酬金1.6万円の費用がかかります。訴額が100万円の場合には、着手金10万円・報酬が16万円となります。

訴額が150万円の場合、着手金12万円・報酬が24万円です。300万円以下の部分については、着手金8%、報酬金16%が相場です。

ちなみに着手金とは、訴訟に勝った負けたに関係なく発生する金額で、仕事を依頼する最初の段階で支払わなけれなりません。報酬とは訴訟に勝ってお金を回収できた場合に発生する料金です。

法律相談の相場は1時間1万円

弁護士に何かを依頼しようとする場合、まず法律相談をするのが通常です。法律相談の金額は、1時間1万円・30分5000円が相場となっています。

事務所によっては、初回の法律相談を無料に設定して、顧客を確保しようとしているところもあります。無料であっても、きちんとした法律相談を受けられるので、そういった事務所はおすすめできます。

鴻和法律事務所の場合:着手金8%・報酬16%~

福岡の鴻和法律事務所に民事事件を依頼する場合、300万円以下の部分については着手金が8%・報酬が16%となります。300万円を超え3000万円以下の部分は、着手金5%・報酬10%と少し安くなります。


(※鴻和法律事務所の料金抜粋)

しぶや総和法律事務所の場合:着手金8%・報酬金16%

東京にあるしぶや総和法律事務所で民事事件を依頼した場合、300万円以下の訴額の場合、着手金が8%・報酬金が16%となります。300万円を超え3000万円以下の部分については着手金が5%・報酬金が10%となります。


(※しぶや総和法律事務所の料金抜粋)

堀 政哉法律事務所の場合:着手金8%・報酬金16%~

大阪にある堀 政哉法律事務所に一般民事事件を依頼した場合、300万円未満の訴額の場合、着手金8%・報酬金16%となります。300万円を超え3000万円以下の部分については、着手金5%に9万円を足した額、報酬は10%に18万円を足した額となります。


(※堀 政哉法律事務所の料金抜粋)

相場のまとめ

以上、福岡・東京・大阪と違う場所にある法律事務所の民事事件の報酬を見てきましたが、基本的には横並びの料金設定となっていることがよく分かったと思います。

どこの事務所も旧報酬規程を参考にして料金を決めているので、法律事務所による相場の違いは、さほど大きくないのが実情なのです。

弁護士の選び方

次に、弁護士の選び方のポイント・コツについて紹介していきます。

弁護士ドットコムで探す

「弁護士ドットコム」の弁護士検索サービスを利用すると、地域や得意分野ごとに弁護士を探すことができます。

全国で14000人以上の弁護士が、弁護士ドットコムにプロフィールなどを登録していますので、多数の弁護士の中から依頼したい事案に合った弁護士を探し出すことができます。自分の近所の弁護士を探すことができるのも、魅力の一つと言えるでしょう。

見積りを出してもらう

弁護士に依頼する際に気になるのが、費用・料金です。ウェブサイトなどで料金の詳細を出してくれていれば比較しやすいのですが、詳細を掲載していない弁護士事務所が大半となっています。ですから、費用・料金をもとに弁護士を探す場合には、実際に事件・事案に応じた見積りを出してもらう必要があります。

電話やメールなどで見積りを依頼して、料金を確認した上で弁護士を選ぶようにするといいでしょう。

実績や何に強い弁護士なのかを把握する

弁護士といっても、それぞれ得意分野や経歴などが異なっています。どのような経歴で、どのような事案を担当して解決してきたのか、という情報は非常に重要となります。

弁護士を選ぶ際には、実績や得意分野などを確認した上で依頼するようにしましょう。

法律相談で、人となりや自分との相性を確認する

弁護士といっても人間ですから、依頼する側との相性などが問題となることもあります。長い期間依頼することも多い弁護士ですから、自分と相性がいい弁護士を選びたいですよね。

弁護士の人となりなどを知りたい場合、実際に会って話をするのが一番です。そこで、有料・無料の法律相談を活用するといいでしょう。話をきちんと聞いてくれるのか、対応はぶっきらぼうではないか、など法律相談をする中で、さまざまなことを知ることができます。

弁護士の料金を安くする方法

以上、弁護士費用の相場や弁護士の選び方について紹介してきました。弁護士にかかる費用を安くする方法はないのでしょうか。以下では、弁護士料金を安くする方法について紹介していきます。

無料の法律相談を利用する

弁護士事務所や役所などは、定期的に無料での法律相談を実施しています。通常法律相談には、1時間1万円の費用がかかるので、それが無料で済むというのであれば活用しない手はありません。事前に予約が必要な場合もありますので、主催している団体にあらかじめ問い合わせをしておくといいでしょう。

法テラスの民事扶助制度を活用する

誰でも法的なトラブルの解決に必要な情報を受けられるようにするために設立されてたのが「法テラス(日本司法支援センター)」です。

法テラスで「民事扶助制度」を活用すると、無料の法律相談と、弁護士依頼料金の立替えをしてくれます。

1.法テラスを利用した無料の法律相談
収入が一定額以下であること・紛争解決の見込みがあるものという2つの条件を満たせば法テラスで無料の法律相談を受けることができます。無料の法律相談は、1つの事案につき3回までとなっています。

2.法テラスによる費用の立替え
弁護士によるサービスを受けるためには、着手料金・報酬などさまざまな費用を払わなければなりません。しかし、一定の条件を満たせば法テラスがこれらの弁護士費用を立て替えてくれます。あくまで一時的な立替えで、費用自体が安くなるわけではありませんが、弁護士費用の捻出が難しい方にはうれしいサービスですよね。

比較サイトで一括見積りを取る

複数の弁護士に見積りを出してもらい、安い業者に任せるようにすると、費用を安くすることができます。

どの弁護士を選べば安くなるのかを知りたい場合、比較bizの一括見積りサービスが便利です。

見積りから相談まですべて無料で利用できるサービスですので、使わない手はありません。また、匿名で見積りの依頼をできるのも比較bizの魅力の一つです。


(※比較bizより抜粋)

弁護士に依頼する場合の料金相場と選び方・安くする方法まとめ

以上、弁護士に依頼する際の料金相場や、弁護士の選び方・費用を安くする方法について紹介してきました。

弁護士の選び方には、弁護士ドットコムを使ったり、見積りを出してもらったり、経歴を調べたり、法律相談で人となりを探ったりするなどの方法があります。

弁護士費用を安くする方法としては、無料の法律相談を活用したり、法テラスの民事扶助制度を利用したり、一括見積りサービスを使ったりする方法があります。

いかがだったでしょうか。
弁護士を選ぶ際の参考になったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました