行政書士に依頼する場合の料金相場と選び方・安くする方法

士業関係依頼

行政書士に依頼する料金は、特に決まっていません。同じ業務を頼む場合でも、事務所によって費用・料金が違ってくるのです。

しかし、ある程度の相場は決まっています。相場を知ることで、法外な料金の事務所を避けることができますし、お得に行政書士に依頼することができるようになるのです。

この記事では、行政書士に依頼する場合の料金相場について紹介していきます。行政書士事務所の選び方のコツや、費用を安くする方法についても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

行政書士に依頼する場合の料金相場

行政書士が業務を行って受け取る報酬の額には、決まりはなく各事務所が自由につけています。

しかし、平均した相場は、日本行政書士会連合会がアンケート調査をとって明らかになっています。

以下は、アンケート調査の中でも、特に扱っている事務所が多い業務についての結果の抜粋です。

  • 個人が新規で建設業許可申請をする場合の平均相場は118,000円ほどとなっています。
  • 飲食店営業許可申請の場合には、43,000円が相場です。
  • 個人の帰化申請の場合、229,000円が平均です。
  • 就労資格での在留資格変更許可申請の場合、87,000円が相場です。
  • 会社の設立手続については平均103,000円となっています。
  • 任意成年後見契約の手続は85,000円程度です。

業務によって料金が大きく異なっていることがお分かりいただけたかと思います。

以下では、個別の事務所について、料金設定を具体的にみていきます。

ミューチュアル行政書士事務所の料金相場

さいたま市大宮区にあり東京都23区に対応している事務所・ミューチュアル社会保険労務士・行政書士事務所の料金の抜粋は、以下のようになります(多数ある業務の中から一部のみ抜粋して紹介しています)。

  • 建設業許可申請:120,000円
  • 遺書作成サポート:30,000円
  • 任意成年後見契約:70,000円


(※ミューチュアル社会保険労務士・行政書士事務所より料金抜粋)

行政書士みのり事務所の料金相場

神戸市にある行政書士みのり事務所の料金の抜粋は、以下のようになっています。

  • 新規の個人での建設業許可申請:120,000円
  • 株式会社設立の一連の手続:100,000円(設立登記は司法書士に別途依頼)
  • 補助金の申請サポート:50,000円
  • 遺言の作成サポート:50,000円


(※みのり事務所より料金抜粋)

服部行政法務事務所の料金相場

京都の服部行政法務事務所の業務の場合、以下のような料金設定となっています。

  • 面談による相談:1時間5,000円
  • 会社設立手続:60,000円(その他実費を含めると30万円ほどが必要)
  • 飲食店営業許可申請:30,000円
  • 帰化申請:150,000円


(※服部行政法務事務所の料金抜粋)

行政書士の料金相場 まとめ

以上、各行政書士の料金相場をまとめますと以下の通りとなります。

事務所名 料金相場
ミューチュアル行政書士事務所
  • 建設業許可申請:120,000円
  • 遺書作成サポート:30,000円
  • 任意成年後見契約:70,000円
行政書士みのり事務所
  • 新規の個人での建設業許可申請:120,000円
  • 株式会社設立の一連の手続:100,000円(設立登記は司法書士に別途依頼)
  • 補助金の申請サポート:50,000円
  • 遺言の作成サポート:50,000円
服部行政法務事務所
  • 面談による相談:1時間5,000円
  • 会社設立手続:60,000円(その他実費を含めると30万円ほどが必要)
  • 飲食店営業許可申請:30,000円
  • 帰化申請:150,000円

各事務所ごとにできること、得意分野が異なっています。

会社設立は6万円前後、帰化申請は15万等、概ね、5万円~20万円の範囲で依頼することができます。

帰化申請にかかる費用の相場はこちらも参考に

行政書士の選び方

以上、行政書士に依頼する場合の費用相場について紹介してきましたが、具体的にどのような行政書士に依頼すればいいのでしょうか。以下では、行政書士を上手に選ぶ方法について紹介していきます。

どのような資格を持っているのかや専門や得意分野を調べる

行政書士は、さまざまな書類を作成する専門家です。

実にさまざまな分野の仕事・業務を扱っていますので、行政書士によって「強み」や「得意分野」があります。中には、土地家屋調査士など別の専門資格を持ちセットで開業しているケースなどもあります。

依頼しようとする行政書士が、どのような資格を持ち、どんな分野を専門・得意としているのかを調べておくといいでしょう。

風俗業開業許可や帰化申請など、申請する事柄が特殊な場合には、そのジャンルに精通した行政書士に依頼するのが基本です。

相談で人となりを知り相性をはかる

案件によっては長い期間何度も行政書士とやり取りをしなければならないので、自分と行政書士との相性が合うかどうか、気持ちよく依頼できるかどうか、フィーリングが非常に重要となってきます。

目ぼしい事務所を見つけたのであれば、行政書士に無料や有償で相談をするといいでしょう。相談で話をしたりやり取りをしたりする中で、その行政書士の人柄や性格などが見えてきます。

相談料は30分5,000円程度ですので、もしもフィーリングが合わないのであれば、別の事務所に依頼するようにするといいでしょう。

見積りで費用を調べる

行政書士の費用には相場がありますが、事務所によっては高い料金が請求されることもあります。

きちんと予算の範囲内で仕事をやってくれるかどうか、その事務所の料金体系は非常に重要なのです。かかる費用については、電話やメール・直接の面談などで見積りを出してもらうようにしましょう。

見積りだけなら無料というの場合がほとんどですので、必ず見積りだけは取るようにしましょう。

行政書士にかかる費用を安くする方法

以上、行政書士の料金相場や選び方について紹介してきましたが、行政書士依頼にかかる費用を安くする方法はないのでしょうか。

以下では、行政書士に依頼することでかかる費用を安く抑える方法について紹介していきます。

一括見積りサービスを活用する

行政書士の事務所は、非常に多いため、料金を比較するのも一苦労です。行政書士の見積りを楽に出してもらうためには、比較サイトのサービスを活用するのが便利です。

複数の見積りを出せば、安い事務所が分かってくるので、そこに依頼すればいいのです。

たとえば比較bizの一括見積りサービスの場合、利用料金0円の完全無料で、複数の行政書士事務所から見積りを取ることができます。


(※比較bizより抜粋)

他の比較サービスとしては、7万社以上を徹底比較できるアイミツの一括見積りサービスが便利です。10万件以上利用されている無料の大手サービスで、見積りのコツについての冊子もついてくるので便利です。


(※アイミツより抜粋)

自分でやれることは自分でやる

行政書士は、各種の届け出などの書類を作成する専門家ですが、簡単な届出なら行政書士に依頼せずに自力で済ませてしまうのも一つの方法です。

素人が書類を作成しようとする場合、役所や関係各所が相談に乗ってくれることもあります。行政書士が扱っている書類のうち数割程度は、自力でも十分作成可能な書類なのです。

ただし、素人が作るには難しい書類も存在しています。そのような場合、まずは行政書士に相談しにいってアドバイスをもらうといいでしょう。

もしも自分でするのが難しいようでしたら、そのまま行政書士に依頼すればいいのです。行政書士への相談料は1時間1万円程度が相場ですが、業務として依頼する場合相談料が依頼料金に充当されることもあります。

ここまでは自分でやったので、残りを割安料金でやれないか、という交渉も事務所の規模によっては可能です。

複数の業務を一括して依頼する

行政書士事務所の料金を安くするために値切る行為は、基本的には通りません。しかし、複数の申請書類をまとめて作成してもらう場合などには、値段交渉の余地が出てきます。

もちろん値切る行為はあまり相手に好まれない方法ですので、最終手段として考えておくようにするといいでしょう。

行政書士に依頼する場合の料金相場と選び方・安くする方法 まとめ

以上、行政書士の料金相場・選び方・費用を安くする方法について解説してきました。

行政書士依頼の料金相場は、業務内容によって大きく異なっていますが、ある程度の相場観は存在しています。

行政書士の上手な選び方として、専門や得意分野を調べる、行政書士とフィーリングが合うかどうか相性を確認する、見積りでかかる費用を提示してもらう、などの方法があります。

行政書士の費用を安くする方法としては、複数社に一括見積りをして安い事務所を探す、自力で書類を作れる場合には自力で作る、複数業務を同時に依頼して値切ってみる、などの方法があります。

この記事が行政書士選びの参考となったのであれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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