司法試験予備試験の講座の料金相場と安くする方法

資格講座

司法試験予備試験は、新司法試験を受ける資格を取得するための試験です。単に「予備試験」と呼ばれることがほとんどです。

新司法試験は、法科大学院(ロースクール)を修了するか、予備試験に合格するかしなければ受験することができません。法科大学院に通わずに司法試験を受験する最短ルートが、予備試験合格なのです。

予備試験は、3段階に分かれています。5月中旬に短答式試験(マークシート形式)が実施され、7月ごろに論文試験、10月ごろに口述試験が行われます。

論文や口頭での質問などを受けなければならない超難関の試験です。口述まで合格する最終合格者率は3%程度の狭き門となっています。

今回の記事では、司法試験予備試験を受験するための講座の料金相場と、それを安く済ませる方法について解説していきます。

司法試験予備試験の講座の受講料金相場

まずは、司法試験予備試験の講座の受講料について紹介していきます。大手予備校とそれ以外の予備校とで、かなりの料金差があるのが特徴です。

大手予備校の場合

教室を持っている大手予備校の場合、予備試験の受講料金はどのようになっているのでしょうか。以下、詳しく紹介していきます。

LECの通常講座の場合:561,000円~

法律系資格に定評のあるLECのフルコースの場合、Web講座で561,000円、DVD講座で720,500円の費用がかかります。


(LEC予備試験対策フルコース)

論文式試験の答案作成講座から、答案練習(答練)、模擬試験(模試)まで、さまざまなコースがフルセットとなっています。これを受講しておけば、合格までの実力を確実に身につけられます。

LECのスマホ受講の場合:82,500円~119,800円

LECの「S式入門講座」は、スマホでの受講に特化したコースです。基礎編の講義は、82,500円、完成編が64,800円、基礎編と完成編のセット価格で119,800円となっています。

スマホ向けの講義としたことで、DVD作成費用や教室使用費用・テキストの印刷費用などを浮かせ、大幅なコストカット・格安料金を実現したコースです。

大手予備校の講座の中で圧倒的に安いので、料金を安く済ませたい方にピッタリです。

伊藤塾:1,114,900円

司法試験の指導に定評のある伊藤塾は、本科生コースが1,114,900円~1,148,000 円となっています。これにリーガルトレーニングや学習支援システムを加えると、1,285,100円~1,324,900 円となります。

司法試験の指導で定評のある伊藤塾ですので、費用も強気な設定となっています。これだけの値段でも人気を博しているので、お金を出すだけの価値のある講義と言えるでしょう。合格者を多数輩出している信頼のおける予備校が伊藤塾なのです。

Wセミナーの場合:765,000円

司法試験の大手予備校として定番のWセミナーは、「ハイブリッド予備フルパック」が765,000円(Web講座)、DVD講座なら954,000円となっています。早期に受講すると、キャンペーンで数万円安くなります。

短答式にも論文式にもきちんと対応した講座で、コストに見合った授業を受けられること間違いなしです。

【大手予備校の場合】
LECの通常講座:561,000円
伊藤塾:1,114,900
Wセミナー:765,000円
相場は50万円から100万円

大手以外の通信制予備校の場合

定評のある大手予備校は、どうしても受講費用が高くなってしまいます。教室を持っていない中小規模の資格スクールの場合、大手よりもはるかに安い値段で受講ができます。

以下、大手以外の通信制スクールの料金相場を紹介します。

資格スクエアの場合:498,000円~898,000円

法律系の資格に強い資格スクエアの場合、質問ができる「逆算プレミアム」コースが898,000円、合格に必要なすべてが詰まったセットコース「逆算プラン」が798,000円、「独学プラン」が498,000円となっています。

合格に必要な事項を逆算して学習していく逆算メソッドは、資格スクエア独自の手法です。大手予備校と比べると知名度は低いですが、予備試験合格者の3.2人に1人が資格スクエアを利用しているという実績があります。合格するために十分なクオリティの授業を提供している予備校だと言えるでしょう。

アガルートの場合:698,000円~1,310,000円

さまざまな資格を取り扱っているアガルート(AGAROOT)は、オプションなしのコースで698,000円となっています。期間限定の割引で548,000円まで下がります。

通信指導や答案指導などが豊富についたオプションパックは、1,310,000円(期間限定で1,160,000円)となっています。講師による進捗管理などがついてくるので、料金が倍ほど違いますが、このオプションはつけておいた方がいいでしょう。

1年間で合格に達することができるコースとなっており、合格に期待が持てます。

スタディングの場合:82,500円

スマホやタブレットで学習するスタディングは、わずか82,500円で受講することができます。

大手や他の中小規模のスクールと比べて10分の1近い料金となっています。安すぎると不安もあるかもしれませんが、スマホでのテキスト提供など徹底したコストカットの結果ですので、ご安心ください。

スタディングの名前を知らない方もいらっしゃるでしょうが、受講者数は5万人を突破している人気の予備校です。

【中小規模スクールの場合】
資格スクエア:498,000円~898,000円
アガルート:698,000円~1,310,000円
スタディング:82,500円
相場:50~100万円(スタディングを除く)

司法試験予備試験の受講料金を安くする方法

以上、司法試験予備試験の受講料金の相場について紹介してきました。これらの費用を安く抑える方法はあるのでしょうか。以下、受講料金を安くする方法について解説していきます。

安い講座を選ぶ

予備試験受講の相場は50万円~100万円ほどと非常に高額になっていますが、スタディング(82,500円)や、LECのS式入門講座(119,800円)は相場よりもかなり安い料金設定となっています。

講義の質が悪いわけではなく、スマホ受講に特化することでコストをカットしている講座です。安い費用で済ませたい方は、お試しでこれらの講義を選んでみるといいでしょう。

無料の講座・講義はない

資格によっては、無料で講義動画がYouTubeにアップロードされていることもありますが、予備試験の場合には範囲も膨大でレベルが高いため、無料で網羅的に学習できる動画はありません。

教育訓練給付金を活用する

雇用保険に加入している方は、教育訓練給付金という給付金を受給することができます。この制度は、受講料金の20%(最大10万円)がキャッシュバックされる制度です。司法試験予備試験の場合、受講料金が高額ですので、20%返ってくるのは非常に大きいですよね。

ただし、どの講座でも返金されるわけではなく、指定講座となっている必要があります。受講する前に、教育訓練給付金を受給できるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

司法試験予備試験の講座の料金相場と安くする方法まとめ

以上、司法試験予備試験の講座の料金相場と、それを安くする方法について紹介してきました。

予備試験の講座の料金相場は、50万円から100万円とかなり高額ですが、8万円~11万円程度で受講できる講座もあります。

安く済ませるためには、安い講座を選んだり、教育訓練給付金を受給するという方法があります。

いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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